猫も母は強し

きのうの夜、松乃木大明神に近い路地にいた猫

きのうの仕事帰りに、いつものように松乃木大明神へ行った。

最近は境内で猫を見かけることが少なく、きのうも猫の姿はなかった。

 

その後、子猫のいる路地ともいえないような細い通路へ行った。

私が通路に入ろうとすると、1匹の猫が走って来て、通路をふさいだ。

子猫の母親だ。

子猫も母猫も同じようなキジトラなのですぐにわかる。

 

母猫は通路に仁王立ちといった様子で、私は入るに入れなかった。

よく見ると、母猫の背後に子猫が1匹いた。

母猫は自分の子どもを守るために、私が通れないようにしたのだろう。

人の世では「女は弱し、されど母は強し」というが、猫も母は強しだった。

通路の脇にいた子猫。私が子猫に最初に気付いたときは3匹いた。近所の人の話だと初めは5匹いたらしい。それがいつのまにか3匹になり、最近、里親に引き渡すために1匹が連れて行かれ、いま残ってるのは2匹だけになった