通天閣消灯の理由

きのうの夜の通天閣。鉄塔がライトアップされず、展望台だけが明るい

通天閣がライトアップされなくなって久しい。

その理由がわからず、ずっと電力不足対策に協力しているものだと思っていた。

しかし、暑さが和らぎ、電力消費のピークが過ぎてもライトアップは再開されなかった。

そのうちに、下の方から足場が組まれていき、消灯が一時的なものではなく、何らかの改修工事を実施しようとしていることがわかった。

 

数日前、ネットで調べて、通天閣消灯の理由がわかった。

通天閣ではLED・ネオン広告のリニューアル工事が進められていた。

リニューアルは5、6年ごとに行われており、特に珍しいことではないらしい。

今回の工事が終了して再点灯されるのは、来年9月ごろということで、しばらくは夜になると暗い通天閣と向き合うことになる。

鉄塔を足場が覆い尽くす前にと、きのうの夜、新世界へ行って通天閣を見上げた。

足場が高くなって、下から見上げると「通天閣」の3文字が半分も見えない状態になっている

新世界の街と通天閣。展望台が浮かんで見える。街にはにぎわいが徐々に戻っており、外国人観光客の姿もちらほらと見られるようになった