雲がなくてもなかなか

大阪市中心部の街に沈んでいくきょうの夕日

先日、勤務先のマンションの屋上から十三夜の月を撮ったとき、夕日が西の空に沈んでいくのを見た。

マンションの西側には高いビルがいくつも立っていて、撮れる範囲が限られる。

この季節から冬にかけては、ビルの隙間から夕日が見られる貴重な時期だ。

 

天気予報を見ると、きょうは快晴の予想。

「雲がないとな」とは思いながらも、せっかくの好天だからと屋上に上がった。

西の空を見ると、予想通りはっきりとした雲はかかっていなかった。

それでも夕日が沈むにつれて空の赤さが増していき、「雲がなくてもなかなかだな」と思いながら、空の変化を楽しんだ。

屋上でスタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後5時18分)の15分ほど前。赤く染まった空に夕日が浮かんでいた

夕日が高層ビルに沈んでいった

夕日が姿を消した。空の赤さはこのあたりがピークだった

やがて空の上部から色が薄くなっていき、階層的な染まり方になった

最後はあべのハルカスにカメラを向けた。大阪の象徴の一つとなったこのビルに夕日が沈むのは1カ月ほど先だ