籠の中のタント

自転車の籠の中にいた「タント」

きのうの朝、家の近くの路地を通ったら、私が「タント」と呼んでいる猫がいた。

タントは路地に置かれた自転車の籠の中でじっとしていた。

「籠の中の鳥」という言葉は、「自由を奪われた身」という言う意味で使われるが、「籠の中のタント」は自由そのもので、そこで朝寝をしようとしていた。

私が近づくと、飛び降りてしまったが。

そんなタントを見て、「路地裏の猫はのびのびとしていていいなあ」と思った。

今にもまぶたが落ちそうなタント

タントの縄張りの路地裏