けさ、家の近くの路地を通ったら、道の脇に咲いていてる彼岸花が目に入った。
彼岸花は田んぼの周りや公園といった人家から離れた場所にあるものと思っていたので、「家のすぐそばに並んでいるのは珍しいな。でも、路地裏と彼岸花は相性がいいな」と思った。
その彼岸花を見ながら、ふと、きょうが彼岸の明け(彼岸の最終日)だということを思い出した。
路地裏の彼岸花は、彼岸の間ここで道行く人の目を楽しませ、彼岸の終わりを迎えたことになる。
そこで一句。
「路地裏で 彼岸を過ごす 彼岸花」
ついでにもう一句。
「お彼岸に 別れを告げる 彼岸花」
いや、おそまつ…。