目は口ほどに

けさ、上町断層の階段にいた「だんちゃん」。上を向き、目を丸くして驚いた 様子だった

けさ、上町断層の階段へ行った。

西の空に薄い雲が広がっていたので、虹がかかるかもと思っていた。

しかし、虹はそう都合よくかかるものではなく、かけらも見られなかった。

 

そうなると狙いは「だんちゃん」になる。

だんちゃんは顔なじみのおばさんと一緒に階段を上がってきたところで、階段の上でくつろいでいた。

しばらくだんちゃんに遊んでもらった。

けさのだんちゃんは表情が豊かで、「おまえは感情がすぐ表に出るな。特にその目で何を考えているかわかるぞ」と言いたいくらいだった。

「目は口ほどに物を言う」は、猫にも当てはまる言葉だなのだろう。

青空をバックに居眠りをしていただんちゃんを起こした。だんちゃんはかなり不機嫌で、私を横目でにらんだ

階段の上で場所を変えても、やはりぶすっとした表情だった

階段の途中で毛づくろいしているときは、気持ちよさそうに目を閉じていた