きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
又三郎がいつものように石碑の上にいて、いつものように眠っていた。
いつもと違っていたのは、そこに夕日が差していたことだ。
夏の暑い日は、日が当たるときに又三郎が石碑に登ることはない。
日差し自体が暑いし、石も熱くなっているので当然だ。
今年は9月に入っても暑い日が続き、又三郎が石碑の上にいるのは、日陰に入ってからだった。
それが、きのうは体いっぱいに日差しを浴びていた。
秋の夕日だからこそだ。
又三郎の様子を見て、本格的な秋の訪れを実感した。