きょうは仕事帰りに大阪城公園へ行き、大阪城天守閣の夕景を狙った。
天気がまずまずで、印象的な夕焼けが見られればと思っていた。
そこで見たのは、「Z」の形ののろしだった。
もちろん、実際にはのろしではなく、赤く染まった雲なのだが。
その光景を見ながら、「Zののろしは何の意味だ」と思い、昔の日本海軍の「Z旗」が頭に浮かんだ。
Z旗はその由来はさておき、日露戦争の日本海海戦で、連合艦隊司令長官の東郷平八郎が旗艦「三笠」に掲げて勝利を収めたことから、必勝祈願の旗とされるようになった。
Z旗はZの字が描かれているわけではないが。
ということで、Zののろしを見て、「大坂夏の陣で落城した大阪城が、大阪秋の陣を企てているんだ」と勝手に想像した。
そんな思いを抱くくらい印象的な雲だった。