おとといの仕事帰り、新世界で通天閣を撮ってから雲隆へ行くまでの間に、ジャンジャン横町の裏の路地に寄った。
いつもの家に2匹の猫がいた。
1匹の猫は庇の上にいて、私の様子をうかがっていた。
幼さの残る猫で、「こちらの意図が読めていない。まだ修業が足りないな」と思った。
もう1匹は顔なじみの猫で、いつものように格子戸の前にいた。
泰然としていて私が近づいても動じる様子はなく、「さすがだな」と思った。
2匹の猫、特に格子戸の前の猫には名前を付けたいところだが、いいアイデアが浮かばず、しばらくは名無しのままで付き合いをさせてもらおう。