新世界なら俺に任せろ

新世界の串かつ店のガラス戸の前にいた花ちゃん

けさ、朝めしを食おうと新世界の立ち食いそばの店へ行ったら、お盆休みで営業していなかった。

それを見て、「まあ、これも想定の範囲内だな。新世界なら何か撮るものがあるだろう」と、街を歩いていると、串かつの店の前に「花ちゃん」がいるのが見えた。

少し前に雨がぱらぱらと降ったので、雨宿りをしていたのだろう。

そこは花ちゃんが面倒を見てもらっている「スナック花日」からそう遠くないとはいえ、雨が避けられる場所をよく知っているもんだと感心した。

花ちゃんは少し離れた「福永大神」の前にいたこともあるし、マンションの片隅で見かけたこともある。

「新世界なら俺に任せろ」、花ちゃんはそんな様子で暮らしているように見えた。

最初に見たときは、串かつの看板の前にいた。私が近づくと、「何の用だ」と言わんばかりの目をこちらに向けた