数日前の日曜日に梅田へ行ったとき、用を済ませたあと、懸案を解決しようと動いた。
懸案とは、普段持ち歩いている三脚の問題だ。
ここ数年使っていた三脚が壊れて久しいが、最近は「三脚がなくても、撮れるものを撮ればいい」なんて開き直っていた。
しかし、これから日暮れが早くなると、三脚の出番は増える。
ということで、壊れた三脚を片手に、購入した大阪駅前ビルのカメラ店へ行った。
しかし…。
店の責任者と話をして、修理の見積もりだけで2000円かかることがわかった。
それに修理代を含めると、1万円近い出費を覚悟しなければならない。
修理しても、壊れ方が異常だっただけに、安心して使うことはできない。
いろいろ考えた揚げ句、壊れた三脚を諦めて、新しいものを探すことにした。
意外なことに、「へ~、この三脚がこんな値段で売られているんだ」という中古品があり、何かの縁だと思って購入した。
購入した三脚は「ジッツォ」というフランスのメーカーのものだ。
多少なりともカメラをかじったことのある人なら、知らない人はいないというメーカーだ。
値札には5980円と書かれていたが、店の責任者が「4000円でいいですよ」と言うので、すぐに商談がまとまった。
何はともあれ、懸案がようやく解決した。
それ以降、この三脚を毎日持ち歩いているが、いまだに出番がない。
お盆休みがデビュー戦になりそうだ。