きのうの朝、勤務先のマンションの敷地を掃除していたら、鮮やかな赤い花が目に入った。
プランターの花は四季に応じて植え替えている。
しかし、春に植えたパンジーはとっくに盛りを過ぎ、しおれた姿をさらしている。
本来は夏の花に植え替えるべきところだが、本社の担当者に聞いたところ、花の発育が遅れ、この夏は花を配給できないかもしれないという。
そんな状況で、プランターは殺風景になってしまい、そこをサルビアの花がささやかに彩ってくれている。
サルビアは去年の秋に植えたものが種を落として生育したものだ。
朝の光を浴びて輝くサルビアの花を見て、「生きていたのか…サルビア。よくぞ」と声を掛けたくなった。