大阪城をめぐる赤と黒の攻防

きょうの夕方の大阪城

きょうの仕事帰りに大阪城に寄った。

当初の狙いは「おおさか東線」を走る列車で、乗り換えのため地下鉄の高井田駅で電車を降りた。

しかし、天気が思わしくなく、空振りをしてもそれほど痛くない大阪城に狙いを変えた。

 

地下鉄に乗り直して、森ノ宮駅で下車した。

撮影場所はあらかじめ決めていて、駅から地上に出たところでスタンバイした。

相変わらず三脚のない状況で、撮れるものを撮ればいいやと気楽に構えていた。

 

そんなときは得てしていい条件に恵まれるもので、きょうも西の空の厚い雲が変化に富んだ光景を見せてくれた。

上空の雲が赤く染まり、低空の雲は黒いままで、大阪城をめぐる赤と黒の攻防が繰り広げられた。

スタンバイしたのは日の入りの時刻(きょうは午後7時15分)の30分ほど前だった。このときからすでに赤と黒の攻防になりそうな気配があった

やがて赤い部分が、はっきりとした筋状になった

日の入りの時刻の少し前。低い雲が南から流れてきて、赤と黒の攻防が始まった

日の入りの時刻を過ぎると、夕日が沈んだあたりの上空が強烈に染まった

低空の雲も少し染まって、赤が優勢になった。ちょっと不気味な雰囲気ではあったが