やたらと楽しい店発見!

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きのうの仕事帰りに行った「全包」

きのうの仕事帰りに、新世界に寄った。

「初めて行く店で軽く一杯やろう」と思っていた。

たどり着いたのは、通天閣から歩いて2分ほどの場所にある「全包」だった。

のれんに「餃子とお酒の店屋」と書かれていて、前々から気になっていた。

 

カウンター席だけで、6、7人も座れば満席になる小さな店で、店内もきれいとはいえなかった。

しかし、この店の良さはそこにあり、家庭的を超えて、仲間のたまり場という雰囲気だった。

初めて行ったのに、店の人や常連さんと話が弾んだ、

「やたらと楽しい店発見!」という思いで飲み食いをした。

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看板料理のギョーザを最初に注文した。手前の6個が普通の「ギョーザ」(税込み350円)で、奥の6個が「味噌ギョーザ」(税込み350円)だ

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右が普通のギョーザで、左が味噌ギョーザ。普通のギョーザはオーソドックスにうまく、味噌ギョーザは濃厚な味だ

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酒は「チューハイレモン」(税込み350円)からスタートした

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ギョーザは焼くのに時間がかかり、チューハイが先に出てきた。「これでつないでください」と言われて出てきたのが、「ポテトサラダ」と「ホウレンソウのごま和え」だった。店の人の気配りがうれしかった

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2杯目は「黒霧島(水割り)」(税込み350円)を注文した。「濃いのがいいですか」と聞かれ、即座に「もちろん」と答えたら、グラスに焼酎がどぼどぼと注がれ、一気に酔いが回った

そして、ギョーザを食べ終え、酒を飲み干して帰ろうと思ったとき、「よかったらこれも」とマグロの刺身が出てきた。

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「こんなにサービスして大丈夫ですか」と思わず聞いたら、「いつものことですから」と言われた。

こんな店があるとは…。

新世界は奥が深い。