ハルカス燃ゆ

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けさのあべのハルカス

天気予報によると、きょうは下り坂の天気で、午後は雨になることが確実と見られた。

朝早く起きて外を見ると、晴れた空に薄い雲が漂っていた。

「よし、朝のわずかなチャンスに賭けよう」と思い、急いで機材をそろえて出た。

 

向かったのは、あべのハルカスを間近で見られるポイントだった。

このところ高速道路の高架下に行くことが多く、このポイントをないがしろにしていたが、先日、大和川からの帰りに通り、改めてあべのハルカスの迫力を感じた。

 

行ってみると東の空に雲がほとんどなく、拍子抜けした。

それでも粘っていると、あべのハルカスに吸い寄せられるようにして雲が流れてきた。

一時はあべのハルカスに赤い炎のような雲がかかり、「ハルカス燃ゆ」といった光景が繰り広げられた。

わずかなチャンスを生かすことができたといっていいだろう。

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日の出の時刻(きょうは午前6時28分)の20分ほど前にスタンバイした。残念なことに雲がほとんどなかった

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日の出の時刻の10分ほど前にはこんな空になり、「チャンスは訪れなかったな」と思った

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日の出の時刻を過ぎたころ、薄い雲が流れてきて赤く染まった

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やがて、はっきりとした筋状の雲が、あべのハルカスの背後を覆った