生駒の森から昇る「ウルフムーン」

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生駒山地から顔を出した月

きょうは満月だ。

今年最初の満月で、今年最も遠い満月だという。

そしてアメリカでは1月の満月を「ウルフムーン」と呼ぶ。

この時期に狼が繁殖期を迎え、遠吠えが絶えず聞こえてくるというのがその名の由来らしい。

残念ながら現在の日本で狼の遠吠えを聞くことはできないが、「ウルフムーンなら生駒の森から昇るのがふさわしいんじゃないか」と思い、きのうに続いて勤務先のマンションの屋上に上がり、月が姿を現すのを待った。

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月の出の時刻(きょうは午後5時19分)の直前にスタンバイした。東の空は雲が多かったが、山のすぐ上には雲がほとんどなく、うっすらと赤く染まっていた

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月の出の時刻から15分ほど経過したころ、月が姿を現した

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山を離れようとする満月。きょうの月は少し赤く、ごつごつしているように見えた

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満月が生駒山地の上に昇った。まだ夕暮れの明るさがわずかに残っていた