けさ早く目が覚めて外を見たら雲が広がっていた。
「こんな空がいい感じに染まるんだよな」と思いながらも、「寒いし、眠いし、布団に戻りたいな」という気持ちに負けてしまった。
再び起きて朝の支度をしながらラジオのニュースを聴き、きょうが二十四節気の一つ「小寒」であることを知った。
「しまった。小寒の朝焼けを撮り逃した」と思った。
そして外を見た。
西の空は雲が部分的に染まっていたものの、小寒らしい寒々しさを感じさせた。
「小寒の朝は、これで何とか格好になるだろう」と思い、ベランダに出た。