きのうの仕事帰りに、東大阪市役所の北にある公園へ行った。
最近はこの公園へ行くたびに、木の上を見て回る。
お目当ては葉が色づいた木に登った猫だ。
しかし、私の思惑通りに猫は行動してくれず、そんな姿を見ることはできなかった。
そろそろ紅葉も終わりに近づいたきのう、ようやく木に登った猫を見つけることができた。
一匹の黒猫が紅葉に埋もれるようにして、じっとしていた。
私は「素晴らしい場所にいてくれてありがとう」と猫に感謝したい気分だった。
猫は葉の色などわれ関せずといった様子でひょうひょうとしていたが。