「モ161形」の通常運行に遭遇

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阪堺電車今池駅に入ってくる「モ161形」の「164」

けさ、大和川でチン電を撮ったあと、阪堺電車我孫子道駅まで戻った。

この駅は阪堺電車の心臓部で、電車の車庫があり、そこには数多くの電車が並んでいる。

引き込み線を見ると、「モ161形」の「164」と「166」が並んでいた。

 

モ161形は1928(昭和3)年に導入された電車で、定期運用される電車としては日本で最も古い。

広告のラッピングもなく、阪堺電車で絵になる電車といえばこれ以上のものはない。

 

2両の先頭に並んでいた166をよく見ると、先頭に「えびす町」と行き先が表示されていた。

とっさに「モ161形が通常運行されるんじゃないか」と思った。

「運行されるなら、こんな幸運はめったにない。少し粘ってみよう」と、車庫のそばで待っていると、期待通りに動き始めた。

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車庫の引き込み線に並んだ「166」と「164」。先頭の166が動き出した

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我孫子道駅の少し北で駅に入ってくる電車を狙った。まず「164」が帰ってきた

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続いて「166」も帰ってきた。私は鉄道ファン「鉄ちゃん」ではないと思っているが、モ161形を見ると心が躍る。子どものころからの鉄道ファンである京都の友人に言わせると、私は「いっぱしの鉄ちゃん」らしい