夕暮れの琵琶湖疏水

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琵琶湖疏水の流れの上に実をつけた柿

きのうからきょうにかけて京都へ行った。

プロ野球のヤクルトファンである友人の誘いで、祝勝会を開くという名目だった。

せっかく京都へ行くんだからと、きのうは少し早めに仕事を終え、明るいうちに京都に入った。

 

お目当ては東山界隈から見る京都の夕焼けだったが、地下鉄の駅から出て西の空を見たら、厚い雲が広がっていた。

「ここは京都だ。夕焼けにこだわる必要はない。撮りたくなるものはいくらでもあるだろう」と歩き始めた。

すぐに水路に覆いかぶさるように実をつけた柿が目に入った。

その流れが琵琶湖疏水であることもすぐにわかった。

「ようし、きょうは夕暮れの琵琶湖疏水と向き合おうじゃないか」と思い、流れをさかのぼった。

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柿のそばに男性がいて、少し話を聞いた。柿はその男性のもので、今も実が残っているのは、観光客の写真撮影用だということだった。私はまんまとその策略にはまったわけだ

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少しさかのぼると小さなせきのようなものがあり、流れが急になっていた

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カモが流れの中を悠然と漂っていた

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流れに面した古風な家に明かりがともった