きのう、近鉄吉野線の壺阪駅に近い棚田での撮影を終え、駅まで戻った。
少し疲れていたのでそのまま帰るつもりだったが、前回来たときにほんのさわりだけ撮った「かかし」が気になった
「せっかくここまで来たんだ。かかしたちに会いに行こうじゃないか」と思い、パンフレットを片手に歩いた。
「高取かかし祭り」のイベントの一環であるかかしの展示は、江戸時代の風情が残る土佐街道沿いを主会場としている。
街道を歩いたら、かかしが次々に現れた。
それぞれに個性があり、じっくりと撮影していると、時間はあっという間に過ぎていった。
江戸時代、このエリアは高取藩2万5千石の城下町だった。
土佐街道はそのメーンストリートだった。
この街道沿いは見応えがあり、かかしがなくても訪れる価値が十分にあると思った。