きのう、勤務先のマンションの外で作業をしていたら、1匹の黒猫がこそこそとやって来た。
何をするのかと見ていたら、玄関脇の水場にたまった水を飲み始めた。
きのうはいい天気で、この時期としてはかなり暑かったので、喉が渇いていたのだろう。
それから数時間後、水場の近くを歩いていると、モンキイチョウがひらひらと飛んで来て、地面に直接止まった。
そこは花の植え込みの近くで、朝まいた水で少し湿っていた。
何をしているんだろうと思い、写真を撮ってから拡大して見ると、口吻が地面に向かって伸びていた。
やはり水分を補給していたのだろう。
「水くらいのことならいつでも来てくれよ」、水を求める珍客を見てそう思った。