「綿花」とはよくいったものだ

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JAの畑で実っていた綿

きのうの朝、職場に近いJAの畑を通り、「何が収穫の時期を迎えているのかな」と畑をひと回りした。

ふわっとした白い花をつけているような作物があり、もしやと思って触ってみると、それは綿の実だった。

「まさに綿の花だ。綿花とはよくいったものだ」と思った。

 

綿花を見るのはこれが2回目だ。

1回目はかれこれ10年ほど前のことになる。

中国の西部、新疆ウイグル自治区天山山脈の南麓にある開拓地を訪ねたときだった。

そこには見渡す限りの綿畑が広がっており、そのスケールに圧倒されて、1つ1つの綿の実に目がいかなかった。

きのうは畑の規模が小さかったので、白い綿の実の美しさを感じることができた。

いずれにしても、昔も今も人類にとって最も大切な繊維である綿を身近な場所で見られるとは思ってもいなかった。

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綿の実は2つが1組になって並んでいた。実をつける時期が終盤に差し掛かっているようで、ほとんどの実が下の方にあった

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JAの畑に並ぶ綿花