きのうの仕事帰り、普段より30分ほど遅く東大阪市役所北の公園を通りかかった。
セミの声がめっきり少なくなったことが感じられた。
それでもツクツクボウシの声がたまに聞こえ、その姿を探した。
まったく見つからなかった。
そうこうするうちに、1羽のアゲハチョウがひらひらと舞い降りてきた。
そのアゲハチョウはあちこちを飛び回るばかりで、なかなか止まってくれなかった。
その姿をずっと追いかけているうちに、狙いをそのチョウに絞るしかなくなった。
そんな私を気の毒だと思ったのか、しばらくしてチョウはほんの短い時間だけ草の先に止まり、何度か羽を開いたり閉じたりした。
「さあ撮れよと言われているようだな。アゲハが遊んでくれたな」と思った。