道の駅で食べた名物料理

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道の駅で食べた名物料理のうどん

きのう奈良県まで行って、近鉄の特急「青のシンフォニー」を撮った。

撮影を終え駅に向かって歩きながら、「せっかく隣の県まで来たんだ。何か食べて帰りたいな」と思った。

昼めし抜きで来たので、腹もかなり減っていた。

 

田んぼだらけのエリアで、店があるとは思っていなかったが、ふと見ると「道の駅ふたかみパーク當麻」の看板があった。

「道の駅なら何か食べられるだろう」と思い、行ってみた。

 

施設の中に入ると食堂があった。

しかし、壁に貼られたメニューにはステーキ丼や焼きサバ定食といったどこでも食べられそうな料理が並んでいた。

売店の人に「ここならではの料理が食べたいんですけど」と聞くと、「當麻の家うどんという名物料理がありますよ」と言われた。

その言葉で「當麻」と書いて「たいま」と読むことを知った。

というより、歴史の本で読んだことを思い出した。

 

名物料理を教えてもらって食べないわけにはいかず、自販機でうどんのチケットを買った。

小麦の全粒粉を使って手打ちしたといううどんはけっこうコシがあって、だしもうまかった。

税込み630円という値段は、私の懐事情からすると少々つらかったが…。

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道の駅ふたかみパーク當麻

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食堂は明るくてきれいだった。テレビでは夏の甲子園の決勝を放送していた。地元の智弁学園の優勝がかかっていたが、テレビを見ながら応援する人はいなかった

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自販機で食券を買い、番号札を渡されて出来上がるのを待つ。いかにも大衆食堂というシステムになぜか心が和んだ