田んぼの脇を走る「青のシンフォニー」

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稲穂が出たばかりの田んぼの脇を走る「青のシンフォニー」

きょうは久しぶりに天気に恵まれた日曜日となった。

数日前から、この日を心待ちにしていて、電車を撮りに行くつもりだった。

狙いは大和川を渡る電車かなと思っていたが、けさ、ふと「黄金色に染まった田んぼの脇を走る青のシンフォニーを撮りたいな」と思った。

 

地図で調べると、近鉄南大阪線奈良県内に入ってしばらく行ったあたりに田んぼが広がっているように見えた。

稲穂がこうべを垂れるには少し時期が早いと思われた。

しかし、2年前に関西本線の電車を撮りに行ったときは、この時期がぴったりだったので、とりあえず行ってみることにした。

緊急事態宣言下で府県境をまたぐため、空いた電車の空いた車両に乗るなどして、細心の注意を払って出かけた。

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時期は明らかに早すぎた。しかし、稲が青々とした田んぼも、それなりの味がある

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跨線橋の歩道から線路を見下ろした。田んぼが広がっているとはいっても、大阪市内への通勤圏なので、住宅の開発が進んでいる