2021-08-04 庭に潜む忍びの者 石灯籠に身を隠していた黒猫 きのうの仕事帰りに天王寺公園へ行ったとき、茶臼山の麓にある料亭の庭に寄った。 ししおどしの音が響く本格的な庭で、時々、近くの猫がそこで休んでいる。 黒猫が石灯籠に登ってこちらをにらんでいた。 その姿を見て、時代劇の一場面を思い出した。 料亭の一室でよからぬたくらみをしている一味がいる。 その話に黒装束の忍びの者が聞き耳を立てているという場面だ。 黒猫は庭に潜む忍びの者のようだった。