庭に潜む忍びの者

f:id:sanchan60:20210804104844j:plain

石灯籠に身を隠していた黒猫

きのうの仕事帰りに天王寺公園へ行ったとき、茶臼山の麓にある料亭の庭に寄った。

ししおどしの音が響く本格的な庭で、時々、近くの猫がそこで休んでいる。

 

黒猫が石灯籠に登ってこちらをにらんでいた。

その姿を見て、時代劇の一場面を思い出した。

料亭の一室でよからぬたくらみをしている一味がいる。

その話に黒装束の忍びの者が聞き耳を立てているという場面だ。

黒猫は庭に潜む忍びの者のようだった。