きょうは仕事帰りに、猫を探そうと新世界に寄った。
天気が悪く、気合もいまひとつ入らず、猫を撮ることはできなかった。
午後6時を過ぎ、「腹が減ったな。何か食べたいけど、どうしたものか」と考えたとき、ふとこてこての町中華へ行きたくなった。
当てがあった。
通天閣のすぐそばにあるいかにもという店で、新世界らしい雰囲気があった。
その店の名は「香港」。
外から見ても客が多いのがわかり、けっこう緊張しながら店に入った。
店の外で主人と少し話をし、この店が60年近い歴史を持っていることを知った。
60年前と今では新世界の雰囲気が一変していることだろう。
その中で、これだけ長く続いているだけでもすごいと思う。