桜の木に登った「公園の主」

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桜の木の上でにらみを利かせていた主

きょうの仕事帰り、東大阪市役所の北にある公園に寄ったら、私が「公園の主」と呼んでいる猫がいた。

珍しく木に登っていた。

 

主が登ったのは葉も花もつけていない木だと思ってよく見ると、それはソメイヨシノで、咲いていた花はわずかに2輪だけだった。

周りのソメイヨシノとは似ても似つかぬ様相だった。

主はそんな見晴らしのいい木の上で、主らしい風格を漂わせていた。

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にらみを利かせるような相手がいなくなると、途端に居眠りを始めた

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主が登ったソメイヨシノに咲いていた2輪の花