三日月と通天閣

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通天閣のほぼ真上に輝く三日月

きのう西成に帰ってから空を見上げると、西の空に三日月が輝いていた。

それを見て、「ほほう、きれいな三日月だな。この方角からすると、茶臼山に登れば、通天閣と絡められるんじゃないか」と思った。

帰って調べてみると、けっこういい方角に月が沈みそうだった。

通天閣のライトアップは緊急事態宣言下では午後8時までだったが、解除後は午後9時までに延長されているはずで、消灯直前の時間帯を狙って出かけた。

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茶臼山の中腹から三日月と通天閣を狙う。通天閣の下半分は木に隠されている

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午後9時ちょうど、通天閣の明かりが消えていった

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きのうの夜の月。「きれいな三日月だな」と思ったが、ふと気になって三日月の意味を調べてみた。すると三日月は本来、陰暦3日の月の呼称だった。文字が「三日の月」なのだから、冷静に考えればすぐわかることだ。ということは、きのうは陰暦の2月6日なので、これは三日月ではないことになる。しかし、一般には円弧状の月全般を三日月というはずで、これも三日月といっていいだろう

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通天閣全体のライトアップが終了しても、時計だけは明かりが残っていた

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時計と三日月