きのうの朝、仕事を2時間ほど休ませてもらって、運転免許(原付)の住所変更に行った。
向かったのは「西成警察署」。
この警察署はディープな西成の心臓部にあるといっていい。
着いてすぐに玄関とおぼしき場所に行ったところ、入り口の扉は中の見えない金属製のもので、屈強そうな警察官が2人立っていた。
「こりゃ裏口だな」と思って通り過ぎたが、玄関らしき場所が見当たらない。
引き返して警察官に聞いた。
「ここが入り口ですか」
「そうですが、どんなご用ですか」
「免許の住所変更なんですが」
「わかりました」
そして、私が金属製の扉を開けると、警察官が中に向かって「免許です」と声をかけた。
すると中から「はい」の声。
ものものしさがひしひしと伝わり、「やっぱりここは西成なんだ」と思った。
かつて、周辺のわけありの人たちと警察の間でさまざまな出来事があっただけに、この警戒ぶりは当然だろう。
最近は随分おとなしくなったらしいが、危ないエリアであることに変わりない。