このところマンションの仕事で予期せぬことが多く発生し、疲れが徐々に蓄積しているような気がする。
そんな状態の中、きのうの午後、ふと中村食堂に行きたくなった。
「くつろいでうまいものを食うのが疲れに効くよな。そんな場所は現状では中村食堂しかないのかもしれない」と思った。
先週の金曜日に仕事の都合で行けなかったので、なんだか久しぶりのような気がした。
きのう店に入るなり、おばさんに「店やってないんじゃないかと思ってたよ。閉めたほうがもうかるんじゃないの」とぶしつけに聞いた。
するとおばさんは、「確かに申請すると1日6万円の補償をもらえるかもしれへん。でもね、そんな金、売り上げたこといっぺんもないねん。そんなんで休んだら、何言われるかわからへん。コロナバブルなんて言葉も聞くけど、まっとうにやったほうがええよ」と言った。
その言葉を聞いて、世の中はおばさんのような真面目な人に支えられているんだなと思い、失礼なことを聞いた自分を恥じた。