コロナ禍によって、久しぶりに寂しい年越しとなった。
中国で暮らしていときは当たり前で、特に感じるものはなかったが、日本にいながらひとりで年を越すのはやはり寂しい。
と嘆いてばかりいても仕方ないので、大みそかに年越しそばを食べて、元旦に雑煮を食べた。
ありがたいことに、材料はもらいもので間に合わすことができ、ささやかに年を越した。
年越しそばは、「細く長くなら、ラーメンも同じだろう」と思った。
1週間ほど前に、めいが岡山の名物ラーメンを送ってくれた。
それを大みそかの夕方に作って食べた。
そして、けさ早く起きて簡単な雑煮を作った。
主役の餅は同じマンションで清掃員として働いている女性にもらった。
先日、妹と連絡を取ったとき、「きょうは恒例の餅つきよ」と言われ、少々つらくなった。
雑煮は私の大好物で、やはりふるさとの味に勝るものはない。