2020-12-30 中村食堂で一足早い「年越しそば」 きょうは今年の仕事納めだった。 西成に帰ってから、当然のように中村食堂へ行った。 中村食堂もきょうが今年最後の営業日だった。 お目当ては一足早い「年越しそば」。 中村食堂では普段、そばはやっていない。 そこで先週の土曜日に行ったとき、おばさんに「30日は年越しそばを食べさせてくれんかな」と頼んだ。 すると「来てくれるんなら用意するよ」と言われ、行かないわけにはいかなくなった。 今年も残すところ1日、そばを食べながら、世間にとっても、私にとっても平穏無事とはいえなかったこの1年を振り返った。 きょうの中村食堂。仕事を早く終えられたので、明るいうちに行けた。風が強く、のれんが暴れていた これがお目当ての「年越しそば」。おばさんに「どんなそばを出してくれるの」と聞いたら、「昆布のそばが一番おいしいんでそれにするわ」と言われて出てきたのがこれ。昆布はとろろ昆布のことだった。昆布は「よろこぶ」に通じる縁起物だ。値段は250円(税込み)だった 年越しという意味で飲むならやはり「日本酒」(税込み300円)がふさわしい つまみは「尾頭付き」でと、「ちりめんじゃこ」(税込み150円)にした。小さくても立派に尾と頭が付いている つまみを頼む前に出てきたサービスのたくあん。脇役ながら、「今年もお世話になりました」と言いたくなる存在だ