待てば海路の、へたな鉄砲も…

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薄紅色に染まった空を背景にして、大和川の鉄橋を南海高野線の電車が渡る

先週の日曜日に続いて、きょうも早朝の大和川へ行き、南海高野線の電車を狙った。

前回は雲に阻まれて十分な成果が挙がらなかったので出直した。

雲が多めという天気予報は気にせず、2週連続の空振りも恐れず、行くだけ行ってみようと思っていた。

「待てば海路の日和あり」「へたな鉄砲も数打ちゃ当たる」とはよくいったもので、きょうは絶好の雲に恵まれた。

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日の出の時刻(きょうは午前7時4分)の30分ほど前。私の持っている機材では電車を止めることができず、開き直って長時間露出をして電車を光の筋にした

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しばらくして、なんとか止められる明るさになった。このときは雲がどういう演出をしてくれるかよくわからなかった

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雲の色が薄くなっていく。いつものことだ

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低空の雲が紅を差したように薄く染まった。こうなるとしめたものだ

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やがて雲の色が濃くなり、日の出が近づいてきた

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電車の下から朝日が顔を出した

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電車の向こうに朝日が昇り、光が窓から差し込んできた