2020-12-20 この時期しかないと大和川へ けさの大和川を渡る南海高野線の電車 あすは冬至だ。 この時期は日の出の方角が一年で最も南寄りとなる。 この機を逃してはならじと、朝の大和川へ向かい、南海高野線の電車を狙った。 ところが…。 東の空の底を雲が覆っていた。 冬型の気圧配置が続いていたので予想はしていたが、「なんとかなるんじゃないの」と楽観していた。 まあ天気はいかんともし難いと、来る電車でいろいろと試していると、意外な結果が得られた。 日の出の時刻(きょうは午前7時1分)の30分ほど前。まだ夜が幅を利かせている。川面が穏やかなので電車が影を落としている 雲は厚かったが、全体が薄い紫に染まった 雲の切れ間がないと、印象的な光景は望めない。帰ろうかなという気持ちを抑えて粘った 線路の上に沿うように帯状の切れ間ができた。シルエットは無理でも、早朝らしい光景が撮れたなと思った 「きょうは終わりだ」と機材を片付けて歩いていたら、突然、朝日が雲の切れ間から顔を出した。慌てて撮影した