去年の夏のこと、大阪市中心部で夕景を狙っていたところ、空に二重の虹がかかった。
私はそれが珍しい自然現象だとずっと思っていた。
ところが…。
きのう、マンションの周辺の植物に水をやっていたとき、シャワー状に飛んでいく水に虹がかかった。
それはまさに二重の虹だった。
調べてみると虹は内側の明るい虹(主虹)と外側の暗い虹(副虹)で構成され、その間が暗くなることがわかった。
放水したときにかかった虹はまさにその通りだった。
「虹ってもともと二重なんだ。意外なところで理科の勉強ができたな」と思った。