池の上を走る電車

先日、JRの桜ノ宮駅に近い川沿いで電車を撮った。

しかし、背後の高いビルに遮られてシルエットが撮れなかった。

それならばと、地図でよさそうな場所を探した。

見つかった。

JR阪和線の鶴ヶ丘駅の北に長池公園という緑地があり、その名の通りの長い池がある。

そこに高架化された線路が通っている。

池の上を電車が走っているというわけだ。

この季節は日の出の方角もぴったりだと思われた。

休みの日しか行けないと思い、けさ早起きして公園へ向かった。

池と線路の関係は想像した通りだった。背後にビルがあった場合に備えてかなり早く行ったので、明かりが目立つ電車と池に映る電車を撮ることができた

日の出の時刻（きょうは午前6時51分）を過ぎても、なかなか朝日が顔を出さなかった。公園の西にあるビルのガラスが朝日を反射して、電車の中央部を赤く染めた

朝日が空に顔を出す前に、池の水面に姿を現した

日の出の時刻から1時間ほど経過したころ、ようやく朝日が線路の上に顔を出し、運転席の窓を通して差し込んだ