「モ505」がやって来た

おとといの朝、大和川でチン電を撮ったあと、あびこ道駅まで戻った。

岸和田に住んでいたころのように定期があるわけではないので、「せっかくだから、チン電に乗北天下茶屋駅まで行って、コーヒールンバでモーニングを食べよう」と思い、電車を待っていた。

そこにやって来たのが、「モ505」だった。

 

これは1957年に製造された「モ501形」の車両で、竣工当時の色に塗られ、おまけに広告がないという「これで写真を撮りなよ」と言われているような電車だ。

「こいつはラッキー!」と、モ505に乗って北天下茶屋駅までの短い旅をした。

f:id:sanchan60:20201116233204j:plain

あびこ道駅の車庫から出てきた「モ505」

f:id:sanchan60:20201116233233j:plain

モ505の車内。朝日がわずかに差し込んで、いい雰囲気だった

f:id:sanchan60:20201116233302j:plain

運転席。モ501形には竣工当時の最先端の技術が盛り込まれているという。確かに60年余りが経過したいまも、その面影が感じられる

f:id:sanchan60:20201116233353j:plain

コーヒールンバでモーニングを食べて駅に戻ったところ、モ505が引き返してきているのが見えた。日が当たっている踏切の近くに急いで移動して撮影した