きのうの昼休み、いつもの森や空き地に行く時間がなく、仕事場の近くをぶらぶらしていた。
すると私の目の前をシジミチョウが飛んでいった。
顔に当たりそうなくらい近かった。
「ようし、そこまで挑発するなら撮ってやろうじゃないか」と、カメラをバッグから取り出した。
そのチョウは近くの植え込みの周りを飛び回り、時々、小さな花に止まった。
そして、たまに羽を広げて、「これを撮りたいんだろう」と再び私を挑発した。
その撮影はうまくカメラを操作できなかったが、けがの功名ってやつで、結果的にシジミチョウの美しい羽を撮ることができた。