妙につらかった「mandai」との別れ

先日、大和川へチン電を撮りに行ったとき、南海本線の七道駅の前にあるスーパー「mandai」に寄った。

少し腹が減っていたので、パンとお茶を買ったのだが、店内の至るところにある「閉店」の文字に驚いた。

張り紙をよく見ると、今月末(つまり今日)で完全に閉店するとあった。

 

客はそんなに多くなくても、それなりには入っていたし、七道駅の周辺にはコンビニが2軒あるものの、スーパーはほかにない。

新型コロナウイルスの感染拡大で、在宅率が上がって、来店者が増えているはずだがと不思議だった。

たまにしか行かないので、顔なじみの店員はおらず、理由を聞くことはできなかった。

聞いてどうなるものでもない。

 

「このスーパーでの買い物もきょうで最後か」と思いながら、帰りにも寄った。

年を取ったせいか、こんな小さな「別れ」が妙につらかった。

「ありがとう、mandai」、そんな言葉が自然に出てきた。

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夜のmandai。最後まで頑張っているなと思わせた

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これがmandaiでの最後の買い物だ。うどんやラーメンは税抜き88円で、本当に助かっていたのだが