2020-09-14 ぶらっと天神橋筋その42 思わぬところで本格的中国料理 月曜恒例の「ぶらっと天神橋筋」、先週、歩きに歩いて立ち食いそば的な店に入ったことに懲りて、きょうは商店街のメーンストリートの脇に足を運んでみることにした。 地下鉄の南森町駅の出口から少し北に歩き、通りを東に向かった。 すぐに中華料理の店が見え、そこに入った。 「町中華かな」と思っていたが、本場・中国の料理人が取り仕切る店だった。 思わぬところで本格的な中国料理に出合うことができた。 店の名は「味道(みどう)」。「茶道」や「華道」のように「味を追求しているのかな」と思いきや、中国語で「味」という意味のようだ 店内は「町中華」とさほど変わらない。午後6時すぎだというのに私以外の客はゼロ。繁盛しているとはいえないようだ 店内に張り出されていた「認定証書」。料理人は中国で腕を認められていたことがわかる。「魯菜」というのは「山東料理」のことで、明や清の時代には宮廷料理として供されていた 酒はせっかくだからと「紹興酒」(税込み480円)にした。もうちょっと安くてもいいんじゃないかと思うが… ちゃんとした料理はこれだけ。「サンラーメン」(税込み800円)で、中国語で「酸辣面」と書き、「酸っぱくて辛い麺」という意味だ。これが相当な味で、スープがしっかりと酸っぱく、少し辛かった。本場の味といっていいと思うが、それが日本人客の少なさにつながっているのかもしれない