きのう見切り発車で大和川に出かけたのは、夕景以外にも何か撮れそうだと踏んだからだ。
大和川の河口近くの河川敷には草が生い茂っている。
そのため夕景がだめでもシジミチョウ、それがだめでも花が撮れるだろうと思っていた。
実際に行ってみると、夕景はかなり厳しそう、チョウの姿もなく、花も小さいのがほんの少しあるだけだった。
川べりは風の通りがよく、暑さをしのぎやすかったので、そのまま帰るのももったいないなと思いながら、河川敷を歩いていた。
すると「ミャー」という声が聞こえた。
声がする方向を見ると、茂みの中にキジトラの猫がいた。
近くの茂みの前には茶トラの猫の姿も。
「きょうは2匹の猫に遊んでもらうか」と思いながら、カメラを向けた。