濁流駆ける大和川

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南海本線の鉄橋の下を流れる大和川

きょうの岸和田は、日の出前に強烈な雨に見舞われた。

幸い夜が明けると小康状態になったが、念のためと普段より1時間ほど早く家を出た。

 

いつものように南海電車に乗り、大和川に架かる鉄橋に差しかかった。

ふと窓の外を見ると、普段とは比べようもないほどの濁った水があふれんばかりに流れていた。

「そんなに激しく降ったのか」と驚き、せっかく時間があるのだからと川岸まで行ってみた。

 

流れを目の前にして、久しぶりに俳句が浮かんできた。

「暴れ梅雨 濁流駆ける 大和川

おそまつ…。

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けさ(午前7時50分ごろ)の大和川。つい1週間ほど前にほぼ同じ場所から穏やかな大和川の写真を撮っただけに、その変貌ぶりに驚いた

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木片や草が泡を立てながら流れていった

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一番上の護岸も水に漬かっていた。初めて見た。ただ、これくらいなら水害の恐れはない

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水際にはペットボトルをはじめとするごみがたくさん打ち上げられていた