ぶらっと天神橋筋その27 星合茶寮で「すべらんうどん」

きょうは思わぬ、いや「そんなことだろうと思っていたよ」という事態に見舞われた。

実は中崎町の会社での仕事は先月末でお役御免となり、きょうから堂島のグループ会社で働くことになっていた(はずだった)。

しかし、定時に行って話をすると、「聞いてないよ」のオンパレード。

もともとあやふやな話で、「まあ、成り行きに任せるしかないな」と腹をくくっていたので、驚きもしなかった。

結局、いろいろと調整をして、あすまた話をしようということになり、午前10時ごろには「無罪放免」となった。

 

ということで、大阪市の中心部で、ぽかんと時間が空いてしまった。

月曜恒例の「ぶらっと天神橋筋」もどうしようかと思ったが、いつもの勤務時間だと行けない大阪天満宮の「星合茶寮」に行ってみることにした。

時間と気持ちに余裕がある(金に余裕はないが)ので、ゆったりと「ぜんざい」でも食べようと思っていた。

しかし、聞いてみるとぜんざいは土日だけということで、仕方なくいつぞやも食べた「すべらんうどん」を注文した。

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星合茶寮のうどんはすべて「すべらんうどん」だ。私がきょう注文したのはそのうちの「天神きつねうどん」(税込み500円)だった。手前の白いのは、魚の白身にキクラゲを入れて揚げた「白天」だそうだ

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「すべらんうどん」は麺を真ん中で断ち割って箸でつかんでも滑らないという縁起物だ。学問の神さまである「天神さん」らしい食べ物だ

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星合茶寮。「5月末まで休業します」という張り紙があったので、きょうから営業が再開されたのかもしれない。確認し忘れた

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きょうは店の中ではなく、神社の境内に設置されたテーブルで食べた。なんとなく時代劇に出てくる茶店のようだ。あとから来た夫婦とおぼしきカップルも私の隣に座り、「店の中よりこっちのほうが雰囲気がありますよね。それに暑くなってきたので、外のほうが気持ちいいですよね」と言っていた