駅に隣接する巨大古墳

きょうは午後から電車で南に行き、海岸から夕景を狙おうと思っていた。

そのつもりで岸和田駅から電車に乗ったものの、西の空に厚い雲がかかっていた。

定期で行ける場所なら空振りに終わっても、「まあ、そんなこともあるさ」ですむが、わざわざ切符を買って電車に乗ったからにはそうはいかない。

降りる予定だった駅を通り過ぎ、よさそうな場所を探した。

 

そのとき、南海電鉄の駅の脇にある大きな古墳を地図で見たことを思い出し、この際だからと行ってみた。

その古墳は淡輪(たんのわ)駅に隣接する「宇度墓(うどのはか)古墳」だった。

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「宇度墓古墳」。全長200メートルという巨大な前方後円墳で、「なぜこんな所に?」と思うほど辺ぴな場所にある

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周濠ではハスが白い花を咲かせていた

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古墳は野鳥の楽園になっている

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周濠に影を落としながら夕日が沈んでいく

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淡輪駅と宇度墓古墳。これ以上、駅に近い古墳はほかにないのではと思われる

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夕暮れどきの淡輪駅。趣のある造りになっている