中国で慣れ親しんだ味に挑戦

きょうは昼にふと思い立って、昔懐かしい料理作りに挑戦した。
その料理は「トマトと卵の炒め物」で、中国で「番茄炒蛋」と呼ばれている。
中国のごく一般的な家庭料理で、街角の食堂でもメニューに載っている。

私はこの料理を中国で初めて食べたとき、「トマトってのは熱を加えるとこんなにうまくなるんだ」と驚いた。
それ以来、少なくとも週に1回は食堂で食べていた。
中国で慣れ親しんだ味だといっていい。
当時は一人前で150円ほどで、私の財布もこれに随分と助けられた。

その料理をネットでレシピを調べて作った。
便利な時代になったものだ。
さて、見よう見まねで作った料理の味は…。

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材料は実質的にこれだけ。卵は結局3個使い、トマト2個と合わせて250円ほどかかった。安上がりの料理だ

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卵を割り、レシピに書いてあったマヨネーズと鶏がらスープの素を加えて溶きほぐした

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卵の焼き方は大いに反省しなければならない。焦げるのが怖かったので、フライパンが十分に熱くなる前に入れてしまった。簡単なスクランブルエッグのはずが、大苦戦となった

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トマトは1個を8つに切る。トマトが考えていたより多かったので、卵を1個追加した

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トマトを炒める。中国でのやり方を思い出し、強火にした

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卵をフライパンに戻す。卵の焼き方を失敗したが、それほど問題はなかったように思う

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少量のしょうゆと黒コショウで味付けし、皿に盛って刻みネギをふりかけて出来上がり。自分で言うのもなんだが、初めてにしては上出来だろう。しかし、中国で食べていたものと味がかなり違う。いろいろ考えて、足りないのはごま油ではないかと思った。次回は味付けを工夫したい