小さな神社で猫と鬼ごっこ

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神社でくつろぐ1匹の猫

きのうの仕事帰りに西成の中村食堂へ行けなかったのは、その前に猫を追いかけたからだ。

最近見つけた猫のたまり場の近くに小さな神社がある。

「松乃木大明神」という名前の神社で、袋小路の奥に鎮座している。

 

そこにいた1匹の猫を撮ろうとカメラを構えた。

少し離れた場所からは撮れ、近づくと逃げる。

その繰り返しで、まるで猫と鬼ごっこをしているかのようだった。

 

ネットで調べたところ、松乃木大明神は明治34(1901)年に三味線の原料になっていた猫を供養するために建てられたことがわかった。

ということは、この神社の御神体は猫で、私は神さまを撮影したことになるのかもしれない。

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神社のど真ん中がこの猫のお気に入りの場所のようだ

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近づいたら碑の脇に隠れてしまった

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さらに追いかけたところ、石柱の塀の上に乗り、しばらくして塀の向こうに姿を消した

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松乃木大明神。三味線の音が響いていたであろう明治時代にタイムスリップしたようなたたずまいだ