ついに「マスク」をget!

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、人々の警戒心が高まっている。

先日、南海電車に乗ったとき、車両の中を見渡すと、マスクをかけていないのは私と若い男性の2人だけだった。

外出自粛の影響で座席が空いていたので座ったら、隣の女性が私から顔をそむけるようにして嫌そうな顔をし、私はすぐに席を離れ人のいないドアのそばに立った。

「マスクが買えないんだからしょうがないじゃないか」と思いながらも、肩身の狭い思いをし続けた。

 

おととい、会社の先輩と話をしたとき、私は「マスクなしでは電車に乗れないですよ」と嘆いた。

するとその先輩が、「天神橋筋商店街で売っとるよ」と教えてくれた。

 

早速、仕事が終わってから行った。

確かにあった。

薬局ではなく、化粧品店で売っていた。

 

まず最初に見つけた店で、洗えるというマスクとフィルターを買った。

続いて、別の店で使い捨ての紙のマスクを購入した。

2軒目の店で、私が「これまでもあったんですか」と尋ねると、女性店員が「店にマスクが並ぶようになったのは最近です」と話してくれた。

マスクの主な生産地である中国で新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきたので、商品が回ってきたのだろう。

法律の規制がある薬局は正規のルートでしか調達できないが、普通の商店である化粧品店では、調達ルートの幅が広いのだろう。

 

なにはともあれ、これで電車に大手を振って乗ることができる。

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おととい買ったマスク。左から、洗えるマスク(3枚入り税込み910円)、取り替え用フィルター(5枚入り税込み220円)、使い捨てマスク(5枚入り税抜き399円)2セット