きょうは昼すぎに仕事を終えた。
このところ疲れ気味で体調が思わしくなかったことと、家でやるべきことが少なからずあったことで、早退はやむを得なかった。
しかし、外に出て空を見上げると、天気が曇りから晴れへ変わろうとしていた。
「1時間だけ」と自分に言い訳をして、淀川へ向かった。
目指すは阪急千里線の鉄橋の上流にある桜並木だ。
少し前に阪急電車を撮影したときに見て、「桜の穴場を発見したぞ。花の盛りの時期に来なくちゃ」と思った。
行ってみると、予想通り桜はほぼ満開だった。
堤防沿いの桜並木は開花がいまひとつだったが、その先にある「毛馬水門(けますいもん)」の跡地の公園で桜が盛大に咲いていた。
調べてみると、桜並木はここから桜ノ宮まで続いており、大阪で有数の桜の名所であることがわかった。
「なあんだ、穴場じゃなかったのか。まあ、これだけの桜があって穴場なわけないか」と納得した。
名所であろうが、穴場であろうが、きれいな桜が拝めればそれでいい。