実は名所だった淀川べりの桜

f:id:sanchan60:20200402184030j:plain

淀川べりの桜並木。工事のフェンスが大いに邪魔だが…

きょうは昼すぎに仕事を終えた。

このところ疲れ気味で体調が思わしくなかったことと、家でやるべきことが少なからずあったことで、早退はやむを得なかった。

しかし、外に出て空を見上げると、天気が曇りから晴れへ変わろうとしていた。

「1時間だけ」と自分に言い訳をして、淀川へ向かった。

 

目指すは阪急千里線の鉄橋の上流にある桜並木だ。

少し前に阪急電車を撮影したときに見て、「桜の穴場を発見したぞ。花の盛りの時期に来なくちゃ」と思った。

 

行ってみると、予想通り桜はほぼ満開だった。

堤防沿いの桜並木は開花がいまひとつだったが、その先にある「毛馬水門(けますいもん)」の跡地の公園で桜が盛大に咲いていた。

調べてみると、桜並木はここから桜ノ宮まで続いており、大阪で有数の桜の名所であることがわかった。

「なあんだ、穴場じゃなかったのか。まあ、これだけの桜があって穴場なわけないか」と納得した。

名所であろうが、穴場であろうが、きれいな桜が拝めればそれでいい。

f:id:sanchan60:20200402184203j:plain

川べりの桜の近くに行った。満開は数日先か

f:id:sanchan60:20200402184305j:plain

毛馬水門跡地の公園の桜。文字通り「わが世の春」とばかりに咲き誇っている

f:id:sanchan60:20200402184444j:plain

公園の中にある「眼鏡橋(めがねばし)」の向こうにも桜があった。眼鏡橋は運河を跨ぐ橋として大正2(1914)年に造られた。運河はなくなったが、橋は大切に保存されている

f:id:sanchan60:20200402185152j:plain

河川敷で菜の花が咲いていたので行ってみた。背後の水色の橋はパイプラインが通っている。その後ろの阪急千里線の鉄橋を電車が渡っている